めちゃめちゃご無沙汰してます~。
みなさんいかがお過ごしですか?
此処のところ、忙しくてってのは言い訳で、
なんとなーく書くことに躊躇していたり。
明日からまた月曜日が始まりますね。
体調もすっかりよくなって、バリバリ仕事をしております、といいたいのですが
バリバリってほどでもありません(苦笑)
小学校のスクールカウンセリング業務は、
ばたばたと忙しくて目が回りそうです。
小学校の業務で多いのは、子ども自身と話をする機会以上に
親御さんと話をしたり、先生たちと話をしたりすることですね。
いろんな子供たちを見てる中で、やっぱり感じるのは
子供たちの中にある寂しさをすくってくれる場所がないこと。
さびしいというシグナルを、かまってほしいという水のながれを
誰かがすくってくれればいいのですが。
でも、本当は誰かなんかじゃないのです。
1番は、ママ(パパ)、僕を、私を愛してる?ってことなんだよね。
実は私のところも、両親はそろっているのですが、共働きで
帰りが遅くて、いつも夜遅くにご飯を食べていたのです。
さびしかったなあ。
父も母も一生懸命働いて、私たちを養ってくれていたので
今は感謝しているのですが、子供のときってわからなかったですね。
ほんのボタンの掛け違いが、子供の寂しさを助長していくのだということを
現場で見ていて、よくわかります。
私じゃ、担任じゃ、だめなんですよね。
ママ、私を抱きしめて、って声が聞こえてきそうです。
将来的にシュタイナー教育の学校を建てたくて、
今仲間たちとすこしずつ動き出そうとしているところです。
松井るり子さんという方が、シュタイナー幼稚園にお子さんを入れたときの
本をよんでいるのですが(七歳までは夢の中という素晴らしい本です)
読んでいて、なきそうになるぐらい素晴らしい先生と子供たちの
ふれあいが書かれています。
本の中に、先生が一日の最後に、一人ずつ子供の名前をよんで
子供と目を合わせて抱きしめるということが書かれています。
それを子供たちはとっても楽しみにしているんですね。
必ず呼ばれるとわかっていても、早く呼ばれたい。
早く抱っこしてもらいたい。
その子と触れ合う一瞬、一瞬を大切にすることが
どれだけメッセージを送ることか。
複数お子さんをお持ちのお母さん方はよくわかるとおもうのですが、
子供って、必ず聞くんですよ。
「ママ、お姉ちゃん(妹と)どっちが好き?」ってね(苦笑)
親はみんな好きなんだよって言っても、子供は納得しません。
当たり前です。みんな好き、じゃなくて、
「あなたを愛している」言ってほしいから。
こんな話を持ちかけられるたびに、私はいつも
この子のための時間を設けてあげてくださいと話します。
この子とだけ、買い物にいく。このことだけ、今日は一緒に寝るとかね。
今日、今この時間、愛する人が、私のためだけに時間をさいてくれる
共有してくれる、そんな瞬間が実は1番大切なんじゃないかなあ。
たくさんの傷をもった子供たちと接しながら、思うこと。
どうか、ママさん、子供たちを一日一回でいいから
ひざに抱いて、彼らを抱っこしてあげてほしい。
目を合わせてね。心から抱きしめてあげてほしい。
きっと無言のうちに通じると思います。
「ママ、僕のこと愛しているんだね」って。
さー、明日もがんばるぞー。